毎日うまでしょう(一口馬主編)

愛馬たちの記録とたまに収支(プロフィールに成績と次走予定等を追加しました)

ウインアイルビータ 初勝利!!…>_<…

ウインアイルビータおめでとう!!ゴールまで頑張ってくれてありがとう!

田中厩舎の皆様最高です!

柴山騎手最高です!

牧場の皆様最高です!

関係者の全ての皆様、おめでとうございます!ありがとうございます!

 

ゴールの瞬間、「感極まった!」どころで済まなかったです(^_^;)体が震えるどころか、心臓も震えている感じで呼吸も震えて上手くできませんでした(^_^;)画面に映るゴール後流しているアイルビータに「ゴールまで頑張ってくれてありがとう」と心から思いました。

 

スタート前、最後の1頭がゲートに向かう頃、ゲートの中での(柴山ジョッキーが体を右に向けている)様子も映り「もうすぐゲート開くけど大丈夫やろか?」と不安になりましたが、どうやら田中調教師考案アイルビータ用のスタート攻略法を実践されていたようです(^^)

そして、スタートが決まり「オッケー!」と言ったものの、有力馬がアイルビータより外の枠に多かったので先団は激しい雰囲気。松岡修造氏並みの目力と前傾姿勢、両肘を直角に曲げ握り拳で応援しました!勝負所で「外の有力馬が来るのか?ここで置いて行かれてはいけない!」と思った瞬間アイルビータが少し前に出ます!「そのまま!」と思った瞬間、内から凄い勢いで誰か(後でシャウエンと判明)が併せてきました!周りの馬たちも頑張っていますが、在厩でずっと頑張ってきたアイルビータにとって1着と2着以下では天と地の差というのが頭にありましたので、立ちながらテレビ画面を見ていましたが何もせずにはいられず自分もエア手綱をエア追い!「頼む!頼む!」と願いながら必死にエア追いしているとアイルビータが少し前に出た!「ゴールはどこよ⁉︎まだか⁉︎」と思いながらエア追いしているとテレビカメラの動きが止まりました。そこがゴールでした(^^)アイルビータが先頭でゴールしたのを見届け、良い意味で良い感じに放心状態でした。そして流すアイルビータを見て無意識に眉間に両手の指を絡めて握り、震えながらお礼を言う。アイルビータは苦労人というか苦労馬な面もありましたので。

余程興奮していたのか途中から実況が耳に入ってこなかった笑

プロフェッショナル仕事の流儀という番組なら、ゴールの瞬間に「progress」が流れそう(^_^;)

 

デビュー当初はどうなることかと思ったこともありました。

2歳の秋に牧場の坂路で頑張っている姿も見ました。

そして12月に復帰戦。不安に思っていた中で2着。そして連闘のレースでも2着。これで力があることは確信できました。逆に勝つ大変さは身に染みました。

小倉での敗戦から除外続きで、この先どうなってしまうんだろうという苦しい状況の中、ようやく出れた新潟の直線1000m。これが一つのターニングポイントな気がします。ここで道が開けた感はあります。柴山騎手との出会い。2着惜敗ながらしっかり権利を取れました。そして初勝利のレースに繋がります。

アイルビータが精神的にも肉体的にもここまで強いとは最近まで知りませんでした(^_^;)成長してたんですね(^^)厩舎での調整が素晴らしいことも確かです(^^)

この数ヶ月は調整が難しく、どんな感じの調整か想像できないです。こんなに調子をキープできるなんて本当に想像を絶して凄いです(^^)将来、使いたいレースに使えて調整しやすい状況になった時がさらに楽しみです!

 

個人的に8/19、ウインゼノビアクローバー賞勝利を最後に約9ヶ月勝てない月日でしたので、この勝利はもちろん嬉しい勝利ですが、嬉しさより感動とアイルビータとお世話してくださる方々への感謝の気持ちが圧倒的に強く湧いてくる勝利でした!

 

アメリカにいるアイルハヴアナザーにも届いていたら良いですね☆

コスモマーベラスにも☆

 

このレースのスターターの方が旗を振り上げる時の瞬発力には目を見張るものがありました笑

勝ったから冗談も言えます(^_^;)

 

牧場で坂路調教を見学していた時、社長がJBBAから来ていたある研修生の方に話していた印象に残っている話があり今日改めて感じたことがあります。坂路調教で慣れていない子(騎乗者)は怖がって(行き止まりまでに止まれないと思い)坂路のゴール手前で減速してしまうことがあるそうです。社長はそういうスタッフさんには「最後まで追わなきゃ駄目だ」と言うそうです。理由は「坂路の終盤、馬がしんどいところで最後まで頑張ることを覚えさせる。だからレースに行って馬が【あの時しんどいとこ(坂路の終盤)からゴールまで頑張ってきたんだ】と思い出して、そしてゴールまで頑張ろうと思ってゴールまで粘ったり、最後グイッと伸びたりできるんだ」と。

最後まで頑張れるかは人間も同じで性格が左右する面もあると思いますし、馬がそう思い出しているのかは自分にはわかりませんが、今日のアイルビータのゴール前はまさしくそれだったと感じました(^^)